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どうも!サプリメント飲み過ぎのsketchです!
この記事は、レフ板・グリーンバックなどの形状記憶ワイヤーをたたみ方を図解した記事です!
たたみ方がわからなくて困っている方、ぜひ参考にしてください!
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全体の流れ
全体の流れはこんな感じです!
スタートが左上、最後は円になって完成です。
大事な箇所には色をつけて、動きを追っています。
この図だけでわかる人もいるかもしれませんが、詳しく解説していきます。
まず上4つの手順です。
①広げる。
②半分に折る。
③それを立てる。
④青いコーナーを引き下げる。
ここまでは簡単ですね。
ここからは少し複雑になるので、正面からの図も追加します。
下が正面の図です。
先ほど引き下げた青いコーナーをさらに引っ張り、中に入れていきます。
そのまま完全に中に入れます。
今度は、赤いコーナーを奥の緑のコーナーの下に潜らせます。
潜らせた赤いコーナーを青に被せていきます。
だんだん形が見えてきましたね。
先ほど被せた赤の上に、緑を被せていきます。
もう完成目前です。
最後は3つのコーナーの大きさを整えて完成です。
こうやってみると簡単ですよね!
難しかった人は、同じ色のコーナーを追いながら、何度も見返して見てください。
面積の計算
グリーンバックのたたみ方を調べているうちに、1つの疑問が生まれました。
「これ、たたむとどれくらい小さくなるんだろ?」
幸いにも私は理系!
計算してやりましょう!
図で書くとこんな感じです。順を追って説明していきます。
文字を使った計算がわからない子は、お父さんお母さんに聞いてみよう!
まず、たたむ前の状態を正方形と捉えます。
この正方形の一片を X とすると、周の長さは 4X 、面積はX^2(エックスの2乗)です。
次に完成した円を考えます。
この円は元の正方形を3周させたものなので、周の合計は正方形の 4X と同じです。
3周で 4X ということは、円1つ分の円周は 4X/3 (3分の4エックス)となります。
(/は➗と同じ意味です。)
ここで円周の公式
『円周=2・円周率・半径』
を使うと、
円周= 4X/3 =2・円周率・半径
となります。
(・は✖️と同じ意味です。)
この式を半径=の形に変形させると、
(ここも難しいからお父さんお母さんに聞いてみてね)
半径=2X/3/円周率
となります。
半径がわかれば、次は円の面責の公式、
『円の面積=円周率・半径・半径』
の登場です。
これに先ほど出した半径 2X/3・円周率 を入れると、
円の面積=円周率・2X/3/円周率・2X/3/円周率
=4X・X/9/円周率
となります。
やっとでたー!
でもまだ終わりません。
最初に出した正方形の面積 X^2 と、
今出した円の面積 4X・X/9/円周率 を比べてみると、
最初に比べて 4/9/円周率 がかかっているのがわかります。
この 4/9/円周率 という数字、
正確に計算すると0.1414…となりますが…
これでは全然イメージつかめませんよね。
そこで、もっと身近で簡単な数字を用意します。
それが 1/7 です。
1/7を使うことで、先ほど出た値がより簡単になります。
まず、先ほど出た値 4/9/円周率 を 4/9/3.14 と書き換えます。
次に、1/7を4倍します、4/28です。
これで分子が4で揃いました。
ここで2つの分数の分母を比較すれば、大小関係がでます。
この場合は28を9で割ります。
すると答えは3.1111…となります。
つまり、1/7 = 4/9/3.111 と書き換えることができるわけです。
ここで、4/9/3.14 と 4/9/3.111 を比べて見ると、
4と9は全く同じ、
違うのは3.14と3.111だけですね。
どちらが大きいか一目瞭然。
3.14の方が大きいです。
ただし、
分数同士では、分母が大きい方が値は小さくなるので、
4/9/3.14 < 4/9/3.111
という関係式が成立します。
これを書き換えると、
4/9/円周率 < 1/7
ようやく出ました!
つまり、先ほど出た値 4/9/円周率 は 1/7より小さかったんです!
話を元に戻すと、
元の正方形の面積と、完成した円の面積を比べたら、
4/9/円周率 がかかっていたことがわかりましたよね。
元の正方形の面積に 1/7 より小さい値がかかっているわけですから、
完成した円の面積は、元の正方形の面積の1/7以下、ということがわかります。
グリーンバックを折りたたむことで、面積を 1/7 以下に抑えられることがわかりました。
折りたたみ機能の便利さが、数値として実感できました!
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まとめ
いかがでしたか?
ややこしいグリーンバックのたたみ方も、図解して色付けすると、意外と簡単に理解できました。
さらに実際に計算をすることで、数値を持って、身近な現象を理解することができました。
みなさんも身近に起きている現象を計算して、それを自由研究にしてみてはいかがでしょうか!
それではまた次の記事で!
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