【超詳細】初心者に捧ぐ、全国高校教育模擬国連大会のすゝめ

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この記事は 8018 文字約 14 分で読めます。




どうも!ヘトヘトな模擬国連帰りの電車でこれを書いているsketchです!

この記事は、「模擬国連完全初心者」の方向けの記事です。

具体的には、私が参加した会議について、

応募から参加確定までの流れ当日までの準備大会1日目大会2日目4つに分けて

やっときゃ良かったと思う事初挑戦の方へのアドバイスを書いていきます。

(この記事では会議が2日行われるという程で話を進めます。3日以上の会議は出たことないのでわかりません。)

かなり長い記事になると思いますが、模擬国連に関する情報はネット上にもあまり載っていないと思うので、生きた情報を載せます

また記事の中にリンクをかなり貼ったので是非利用してください。(この記事に戻って来るのをお忘れなく笑

ぜひ役立てて、私のかたきを打ってほしいです。笑

 

 

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前書きと感想

 

 

 

前書き

 

本編の前にまず、模擬国連について知らない人のために、基本情報について書いていきます。

「そんなの知ってるよ!」、「早くアドバイス見たい!」って方は飛ばしてください。

 公式HPから引用

模擬国連(Model United Nations)は、今から遡ること約90年、1923年にアメリカのハーバード大学にて開催された「模擬国際連盟(Model League of Nations)」にその原点があります。国際政治の仕組みを理解し、国際問題の解決策を考える過程を体験できることから、教育プログラムとしても高い評価を受け、現在では世界中の大学・高校において授業に採用されるほか、学生の課外活動としても楽しまれています。

公式HPこちら

 

感想

 

今回私が出たのは、模擬国連の中でも初心者向けの全国高校教育模擬国連です。

全国から中学、高校生が集まり、核軍縮についてそれぞれの国の大使として二日にわたり会議をしました

ですが、

実際は初心者向けとは名ばかりの超本格的な会議でした。

南は鹿児島から北は北海道まで、全国から集まった500人以上の中高生と、国際問題についてお互いの知識と、準備した成果をぶつけ合いました

 

会議以外にも、参加者同士の交流会もあり、違う文化や方言、考え方を持った人たちと交流することもできました。

感想はここでは語りつくせないので別の記事で書くことにします。

感想の記事はこちら

将来海外で働きたい方や、自分の殻を破りたい方などに是非、参加して欲しいです。

前書きはここまでにして早速本編に入ります。

 

 

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全体の流れ

 

 

詳しい説明に入る前に全体的な流れを期間別に説明しますこれが頭に入っているといないとでは当日までの準備に大きな差が出ると思います。

応募から参加確定まで

そんなに忙しくはありません

基礎知識コネクションを作っておけばOK。もちろん公式からの連絡は常にチェック。あと当日の持ち物確保もしとくと後が楽です。

国割り発表から当日まで

ここが最も忙しい期間です。当日に力を発揮できるかはここの準備にかかっています。(そしてこの記事のメインです。

BGを頭に入れ、自国の立場を理解し、本番何を採決させるかを考えて、その手段を整えます。

会議はスタートが肝心です。誰が味方で誰が敵になるかまで考えられると先手を取れます

DRは是非作りたいです。本番で自分の助けになります。

1日目

自由に動ける1日目が勝負です。自国の立場をはっきりと、何が一番国益になるか考えて動きましょう。ここで間違った選択をすると、2日目以降身動きが取れなくなります

流れはまず開会式出席確認名簿募集→(スピーチ3つ動議モデorアンモデ)→かっこ内を時間まで繰り返すDRかWP提出終わり

2日目(会議が3日以上ある場合は最終日)

最終調整です。おそらくコンバイン(意見の結合)が主になると思いますが、最後で逆転もあり得ます。必要以上の妥協はせず、自国の立場を貫きましょう。

流れは出席確認→(スピーチ3つ動議モデorアンモデ)→アメンドメント提出投票終わり

 

 

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応募から国割り発表までの流れ

 

 

 

応募時

 

私は友達に誘われ会議に参加しました。模擬国連は一年に1、2回開催されており、募集は3ヶ月前くらいから始まります。

応募には、参加者2、3名と引率の大人が1名必要でした。(大会ごとに決まっているので注意)

応募にはメールを使い、また提出用エクセルシートの記入が必要です。公式HPをチェックしてください。

 

参加確定時

 

参加が確定すると引率者にメールが届きます。そして、

ここからすでに勝負は始まっています。

応募締切後、しばらくすると国割り表が公式HPにアップされ、自分の担当国が決まります

が、

大まかなルールや、形式の確認経験者とのコネ作りなどは国がわからなくてもできます経験者に雰囲気を聞いとくのもアリ。

先に済ませておきましょう。(私はやってなくてだいぶ時間をロスしました。)

あと、ちょっとしたノートノートパソコンUSBクリップボード(机がなくても書けるようになるやつ)は大抵必要なので調達経路の確保もしときましょう。

この時点でそんなに身構える必要はありませんが、先に情報を集めておくと、後々不安にならずにすみます。

(私のチームメンバーは直前になって情報を集め始めたため、頭でっかちになり、当日まで慌てふためいていました。笑)

 

 

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国割り発表から当日までの準備

 

 

 

1.情報収集

 

自分の担当国など、重要情報は全て公式HPにアップされます。情報の入手が遅れるとそれだけ不利になります

当日まで2ヶ月を切ったら定期的にHPのチェックし、ツイッター、フェイスブック等での情報収集もしましょう。

 

2.国割り発表後

 

自分の担当国がわかったら本格的に調査開始です。

何を調査するかは、国割り表とほぼ同時期に公開されるはずのBG(議題概説書)に従って決めてください。(私の時はBGが先でした。)

何を調査するかBGに載ってなかったら(多分載ってると思うけど)、議題に対する国の立場、方針、要求を調べてください。

 

3.BG熟読

 

実はこのBG(議題概要書)、超重要です。熟・読・必・須!

当日までには、どこに何が書いてあるか覚えるくらいじゃないと本番戦えません。標準装備です。

 

4.調査開始

 

調査方法は基本インターネットがオススメです。

ぶっちゃけ本なんか使えません。欲しい情報をイチ早く手に入れるには、インターネットが最善。(情報の裏どりも必要になりますが。)

検索テクニックとしては、

 

①まず初めに外務省HPをみて、担当国の基本情報をチェック。

自分の立場がわからなければ、攻撃も防御もできません

外務省HPはこちら、別タブで開いときましょう。

 

②担当国の言語で検索してみてください。

例えば韓国ならハングル。本番で必要になるのは担当国の見解です

(日本語で検索しても日本政府の見解しか出て来ません。)

Googleの翻訳アプリを使えば検索結果のページも丸ごと翻訳できます。

IOS版アプリはこれ

 

③国連公式HPをチェック。

Welcome to the United Nations」と検索すると出て来ます。最新の国際情勢が出て来ます。Databaseでの検索が便利です。下にリンク貼っときます。

国連HPこちら、右上のSearch the UNに英語で検索してみて

 

④Googleカスタム検索エンジンの利用。

誰かが議題の情報に関するカスタム検索エンジンを作ってくれていれば使えます。

例えば核軍縮ならATOMICAこちらは上級者向けですが使えるとかなり便利です。とりあえずカスタム検索エンジンを探してみてください。

ATOMICAはこちら

 

本番で、自分の知識が周りに通用する感覚は、とても気持ちがいいです。「俺参加してる!」って思いたいなら、ここでしっかり調べておきましょう

 

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5.スピーチ原稿作成

 

模擬国連ならスピーチは必須です。まあ会議に参加するならスピーチしといて損ない

スピーチは会議全体を通して行われるもので、3〜4カ国のスピーチごとに動議が受け付けられます。ほぼほぼ毎回モデ、アンモデが取られるので、最初の3カ国になれれば会議の最初に全体に呼びかけるチャンスが得られます。

モデ・アンモデついては1日目のとこで説明します。

出席確認の後スピーチしたい国を募集されるので絶対に立候補しましょう。この時の募集で呼ばれた順にスピーチするので早めに呼ばれるようにアピールしましょう。

また、スピーチは重要ですが、

内容にはそこまで時間をかけなくて良いです。することに意味があります。順番が早いとなお良い。

本番で中身を変えることもありますし、正直みんなあんまり聞いてません。だいたい言いたいこと言えればOK

軽く終わらしてDRの作成に移ってください。あと見ながら読めますので暗記は不要です。情報収集に時間を使ってください。

スピーチの内容は、感謝の意自国の意見会議での立ち回り、の三部構成が無難ですかね。

 

感謝の意では、

「偉大なる議長並びに親愛なる大使の皆様こんにちは、〇〇(国名)です。」

とか、経験者の方は言ってましたからこんな感じが無難かと。

 

自国の意見では、

会議での自国の立場採択したい条約の方向性を大雑把に説明をします。ここで仲間になってくれる国をあぶり出すわけです。(言い方悪いな)

 

最後の会議での立ち回りは、

当日の立ち回りをそのまま言うだけです。ので準備はできません。

「我々はどこどこのグループで、〜〜の国とともに、XXの採決に向けて話し合いをしています。」

的な感じ。

 

会議の最初の方、特に最初の3カ国としてスピーチするときは、

「私たちはどこどこの地域の国と〇〇について話し合いたいです。〇〇について話し合いたい大使は、次のモデorアンモデで議場後ろに集まってください。」

的なことを言えば会議の流れを持っていけます

 

フックと呼ばれる文章もありますが、あまり使われないのと初心者には無用の長物ですので、なくていいと思います

 

6.作ってみようDR

 

調査が終わって、自国の立場がはっきりしたら、DR(決議案)を作ってみましょう。

形式は大会によって違うフォーマットがあるのでとりあえずワードで書いといて本番で調整

と言ってもそのまま提出するわけではありません。

会議で他の国のDRと合体したり、混ぜてもらったりするので、とりあえず自国の採決したい条約なり何なりをどんどん書いていきます。

ここで自国の立場がはっきりしていないとあまり書けません。調査を深めましょう。

書き終わったら次にボトムラインを考えます。つまり「最低これだけは外せない最重要事項」です。

本番では妥協が必要です。ボトムラインが多すぎるとかえって何も得られません少ないと割と円滑に進みます達成感は薄いです。自分と自国の実力を見極めましょう。

DRさえ作っとけば、本番言いたいこといいやすい他のDRにも混ぜてもらいやすい自国の立場もぶれにくいでいいことづくし。

これさえあれば何とかなる。

初心者ほど作っといたほうがいいと思います。

 

小道具準備

 

初心者でここまでできたら万々歳です。

スピーチ中とモデ中には、他の国と議長にメモを回せます。

回し方は、宛先と自国の名前を書いて折り、紙を上に挙げておけば、運営の方が来て宛先に届けてくれます。たまに配達ミスがあるので宛先はわかりやすく。

内密な相談スピーチ中に言っておきたいことなどを伝えるのに使えます。

会議はじめに仲間になれそうな国に場所を書いて召集をかければ先手が打てます。まあ相手が来るかはわかりませんが。

そんなわけで会議はじめのメモと、当日書けるようにメモの紙は準備するならしときましょう。

あと個人的にメモは手書きの方が「行ってみようかな」ってなる。

 

当日朝まで情報収集

 

当日の朝まで情報収集は続けましょう。直前で状況が急変することもあります。(私はしました。泣安保理総理大臣の就退任などは要注意です。

 

 

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大会1日目

 

 

 

会場(私の場合)

 

私が参加した時の会場は、国立オリンピック記念青少年総合センターでした。

中はこんな感じ。同じ会場だったら知っといて損はないかと。違う会場だったらすいません。

私が会議したB会場はこんな感じ。

ちなみにこの国立オリンピック記念青少年総合センター宿泊施設があるみたいで遠くから来た参加者が泊まることもできるみたいです。

模擬国連としての条件はかなりいいので、来年からもこの会場の可能性が高そうです。

他の写真が見たい方はこちらの記事どうぞ

この会場のアクセスはこちら

当日は最寄駅に大勢の高校生が集まります。時間には余裕を持ってください。

 

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会議全体の流れ

 

まず開会式があり偉い人のお話が聞きますが、すぐに会議開始です。心の準備を。

はじめに出席確認で、国名が呼ばれたらプラカードを上げてyes かyes presentと言います。まあ流れ作業です。

次にスピーチ募集が来るので、募集が始まったら高くプラカードを上げておけばいいです。

議長さんが英語でなんか言いますが日本語でも言ってくれます。英語がわからなくてもご心配なく。

各国のスピーチはぶっちゃけメモってもメモらなくてもいいかな。モデで直接聞けばいいし。(私は途中でメモるのやめました。笑)

三か国がのスピーチが終わったら動議です。経験者の方が「Motion!」と叫ぶのでびっくりしないでください。(私はびっくりしました。)

これはプロシージャと呼ばれるルールの中のMotionにあたります。初心者の方はよくわからないと思うので、1日目は経験者に任せて、余裕があれば2日目以降挑戦するといいと思います。(必ずしも必要ではない。

動議でモデかアンモデが決まると思うのでやりたい方に投票。

ちなみにこのモデ・アンモデ、わからない人のために説明するとモデレートコーカスアンモデレートコーカスの略で両方話し合いの場です。

違いを説明すると、

モデは公式会議全員椅子に座ったまま手を上げて発言します全体にアナウンスしたり公式の場で相手に説明を求める時に使います。あんまり使いません。

アンモデは非公式会議歩き回ったり集まったりして交渉します。主にこちらが会議の基本です。

会議はじめのアンモデで、経験者を中心にすでにグループが形成されますから、自分がどの国のグループに入るか二手三手に分かれて決めましょう大事なのは国益の維持と向上です。

あとはスピーチ、動議、会議の繰り返しです。おそらく1日目で、いくつかの大きいグループからDRが提出されるので、提出までに自国に有利なDRを見つけて署名し、自国のDRを混ぜてもらいましょう。

また、提出後はDRの変更がしづらくなりますし、署名したDRに反対の意見は言えなくなります提出前の早い段階で交渉し、自国のDRを多く採用してもらいましょう。

WP(Working Paper 通称ワーペ)という方法もありますが、初心者には早いかも。というか私自身あまり詳しくないので記事に書けません。すいません。

とにかくDR提出前の1日目が勝負です。

 

 

2日目

 

 

2日目は1日目に提出されたいくつかのDRをコンバイン(結合)して、最終的な全会一致、満場一致を目指します。

DR同士をコンバインしたやつをアメンドメント(修正案)と言います。

その際にお互いのDRを妥協していくのですが、ここで自国の利益が損なわれないように注意しなければなりません。国益が1日目より向上すればなお良いです。

2日目はこれさえ気をつければ大丈夫です。1日目にどこかのDRに署名してしまうと、2日目は署名を取り消せずぶっちゃけあまり身動きとれません。そういう意味で1日目が勝負です。2日目は細かい修正です。

 

 

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まとめ

 

 

私史上最高に長い記事になりましたが、最後まで読んでいる人はいるのでしょうか。

いたら是非コメント欄からコメントしてほしいです。

書きたいことが書き切れたのか、自分でもよくわかりませんそれくらい長い記事で、書き終わった私はかなり疲れています。思いついたら足していきます

私が初めて模擬国連に出た時は、経験者との壁の厚さを感じました。

そして「初心者と経験者の壁をもっと薄くしたい、無くしたい」と思って早速帰りの電車でこの記事を書き始めましたまあ書き終わったのは数日後ですが。笑

初心者の皆さんに参考になる記事になったでしょうか。他に欲しい情報はありますでしょうか。

私は模擬国連で同じ会場だった人とのグループラインに入っていますので、経験者に質問があれば聞けます。

是非コメントで質問してください。また内容に指摘があった場合もコメント欄でお願いします。

それではまた次の記事で。

 

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“【超詳細】初心者に捧ぐ、全国高校教育模擬国連大会のすゝめ” への7件の返信

    1. コメントどうも、sketchです。

      DRとは、Draft Resolutionのことで、最終的に採択される「決議」の原案です。

      会議中の話し合いで、自国に有利な内容になるように交渉しますが、会議の前にパソコンなどで文書として書き出しておくことで、アドが取れます。説明するときも見せるだけなので話が早いですし、「率先して動いている国」感が出ます。

      他の国のDRと合わせる時にUSBメモリがあると便利です。
      また本番では、DRの形式があるかもしれないので、ノーパソも持っていくといいです。

  1. 黒澤満さんの「軍縮入門」という書籍がとても使えますよ。(軍縮についての議題に限る)書籍からの情報も無駄にはならないと思います!

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