【SFC授業ノート】第2回『ビヨンドブロックチェーン』(斉藤 賢爾)「基礎と課題とアイデアソン」4/19(木)2限

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授業概要

 

 

村井純の姿は見当たらず。

ハッシュタグ#bbc2018sを追う。

後半でグループワーク。

グループワークといっても、議論ではなく対話。

散らかっても全然いいらしい。

ここら辺は斉藤さんの人柄が出てて、非常にやりやすい。

 

来週もグループワークの続き、今回よりちょっと長め。

 

課題あり、

2018年4月24日(火) 17:59 JST

 

 

授業ノート

 

 

ブロックチェーンが提供する技術

1) 内容も存在も誰にも否定できない記録を保存・維持する

2) その確かさを誰でも確認できる

3) 以上のことを誰にも止めさせない「誰にも」「誰でも」とは定義されたステークホルダーたち

 

  • 暗号学的ハッシュ関数
  • デジタル署名
  • 作業照明付きハッシュチェーン
  • ナカモトコンセンサス

 

ブロックチェーンの基本については去年の授業をSFC-GCで見とけ!

 

暗号学的ハッシュ関数

関数とはソフトウェアの部品。

 

ビットとは1か0か、が何個あるか。

 

暗号学的ハッシュ関数を通すと、たった1ビットの違いでも全然違う値になる。

 

ただ、通す前の数は無限なのに対し、通した後は有限の値を取るため、違うものを通しても結果が重なることがある。

これを衝突という。

 

ハッシュ関数を通した結果をハッシュ値という。その中でも、

暗号学的ハッシュ関数を通した結果の値をダイジェストという。

 

データが昨日と同じハッシュ値をとれば、

改ざんされていない。or改ざんされて衝突。

まあほぼほぼ改ざんされていない。

 

データのハッシュ値が昨日と違えば、

改ざんされている。

 

と言える。

 

暗号学的ハッシュ関数はハッシュ値から元の数を予測できない。(できるハッシュ関数もある。)

 

デジタル署名

公開鍵暗号系

 

RSA(初期のデジタル署名、今ではほとんど使われていない。)

平文を暗号学的ハッシュ関数に通す。

ダイジェストを秘密鍵で変換する。

 

受け取った人が公開鍵で復号。

 

ブロックチェーンでは、

前のブロックのダイジェストを次のブロックに入れることで、順序関係を明らかにしている。

 

前のブロックを改ざんすると、そのダイジェストが変わり、次のブロックの中に入れたダイジェストが変わることで、次のブロックの内容が変わり、次のブロックのダイジェストが変わることで、その次のブロックの内容が変わり…

が続くことで改ざんされにくくなっている。(ハッシュ値のチェーンでハッシュチェーン)

というのは嘘!

去年から今までのブロックの中身全てを変えるなんて一瞬でできる。らしい。

 

各ブロックのダイジェストはターゲットと呼ばれる数以下のダイジェストでないと無効というルールになっている。

ターゲット以下にするのはとても手間がかかる。←このルールが改ざんを防止している!

ターゲットは過去2週間のダイジェスト作成にかかった時間からバランスを考えて設定されている。

 

つまりハッシュチェーンの仕組みだけでなく、ターゲットの仕組みが改ざんを防止している。

 

ダイジェストをターゲット以下にするのはとても手間がかかるが、もし同時に達成されてしまうと、ハッシュチェーンが分岐する。

分岐した方の長い方を事実として採用する。

なぜなら長い方が改ざんするのに手間がかかる。つまり改ざんされにくい。

これをナカモトコンセンサスという。

 

なぜ普通にコンセンサスと言わずに、ナカモトコンセンサスというかというと、短い方のチェーンに計算力がかかり急に伸びることで、一旦認められた長かったチェーンが覆る可能性があるから。

 

ブロックチェーンの課題

 

本当に記録の内容も存在も誰にも否定できないのか?

 

 

本当に記録の確かさを誰でも確認できると言えるのか?

 

 

非実時間性 (確率的動作)

平均10分に1回のダイジェスト作成。

10分に1回が遅いのではなく、

平均というのが問題!

幅があることで非実時間性が生まれている。

 

秘匿の困難性 (万人への検証可能性の担保)

 

ワンネス (分散 vs. 複製)
スケーラビリティがない (全参加者に複製されるならスケールしない)

計算力が増えても、それぞれのマイナーが同じことをしている(仕事が重複している)ため、処理能力が早くならない、どころか、それぞれのマイナーに情報を送るコストがかかるため、処理能力が落ちる。

進化のガバナンスが困難 (全員が一丸となる必要があるなら変われない)

みんなで同じことをしないといけないため、全員が一斉に変われないと、進化できない。

インセンティブ不整合性

ネイティブ通貨の価値で支えられている (暴落するとすべての応用が止まる)

市場価格によって計算(マイニング)の儲けが決まるため、その儲けが電気代を下回ると計算が止まる。

みんながビットコインから興味を失うと、計算が止まるので、他の分野へ応用ができない。

 

ここからグループワーク

 

議論は

自分の考えが変わったら→負け

自分が正しくなかったことになる。

 

対話は、

自分の考えが変わらなかったら→勿体無い

なんの発見もなかったことになる。



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