【SFC授業ノート】第5回『生命システム』(冨田 勝)「バイオテクノロジーの最新潮流2018」5/15(火)4限

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授業概要

 

 

今日はまさかのゲスト講師。

宮田満さん。

 

 

授業ノート

 

 

富士フィルムが再生医療に進出。

3年前から軟骨の培養、移植手術の技術を確立。

 

人間の体は半年でほとんど入れ替わる。変わってないのは脳と心臓だけ。

 

今の日本は再生医療ブーム。

原因は2014年11月の法改正。日本は最も再生医療の実用化がしやすい国になった。

 

ジェイス 皮膚の培養

ジャック 軟骨の培養

激しいスポーツでは軟骨を損傷するし、年をとると膝関節症にもなるから結構大事。

自家培養角膜上皮の臨床実験も進んでいる。

 

再生医療はなかなか黒字にならなかった。

J-TECが18年かけてようやく黒字に!

 

法改正により、再生医療のジャンルが確立され、認可も早くなった。

この仕組みは日本が最初、去年ようやくアメリカが追いついてきたくらい。

 

ハートセル

 

さらに新法律によりクリニックレベルの再生医療を謳ってた医者が取り締まられている。

あと10年くらいでなんちゃって再生医療は駆逐されるだろう。

自分たちが受けるときも気をつけないと危ない。

 

受諾細胞培養ビジネス

クリニックごとではなく、設備の揃った工場に細胞を集めて培養するビジネスが始まった。

これにより、細胞の大量培養が可能に。

 

脂肪細胞由来幹細胞の発見。

無駄に太っているわけでなかった。

 

今まで治療法がなかった脊椎損傷へのアプローチ。

今まで行なった手術では多くの人が歩けるようになってる。

ただ、現状では年間300人分しか作れない。

病院も札幌にしかない。

北海道はそういうサービスも考えている。

あとリハビリも同時に考えないといけない。

リハビリに関してはサイバーロボティクスの研究が始まっている。

 

こんな感じで、1つイノベーションが起きると、周りの産業も活性化され、連動しだす。

 

他家間葉系細胞の実用化

 

他家だとコストが下がる。

拒絶反応を抑制する薬品もある。

ただ実用化にはまだまだコストを下げないといけない。この鍵になるのがIPS細胞。

 

ロート製薬は他家細胞で肝臓の治療を研究している。

飲み過ぎ、食べ過ぎ注意!

 

心筋梗塞の治療にはかなりの細胞が必要になる。

まだあと10〜15年はかかるかも。

 

網膜の手術もやったけど、経過はそこそこ。

悪化はしなくなり、注射は必要なくなったが、視力が回復したわけではなかった。

そして費用が1億5千万。

「1億5千万でこれかぁ」というのが現状。

さらに、作った細胞は最高のものだったのに、細胞分裂が始まると突然変異が起こった。

「本当に安全なのか?」

という疑念が生じ、医者達がビビってやめちゃってる。

あと経済的ではない。

培養にコストかかるし、10〜20年のフォローが必要。

 

結局、体は大事にしろってこと。

 

培養のコストに関しては、徐々に自動化が進んではいる。

 

だから万能かつ他家である他家IPS細胞の研究に取り組むことになる。

 

 

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Q&A

 

 

「ユニバーサル細胞とは?」

ゲノム編集で、拒絶反応を司るDNAを止めちゃうことで、拒絶反応を抑制できる細胞を研究中。

 

「中国で行われている日本ではできない手術とは?」

刑務所の受刑者での手術。

 

「IPS細胞が安定しないのは?」

初期化のプロセスに問題があり、完全に初期化できるように研究している。

 

「細胞培養になんでそんなに費用がかかるの?」

細胞はめっちゃデリケートで、輸送中の温度管理、CO2濃度管理、特別な容器、人材、輸送機があるから。



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