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授業概要
今日の授業はまじでいい授業だった。
先週は休みました。すいません。
SFCの企業した学生の話だった。
12/27は出席取らない。
ただ鈴寛先生はいる。
話したいことがある人は準備して来い。
鈴寛先生は文科省に連絡してもアポが取れないまじで貴重な人物。
活用しない手はない。
今日のゲスト、今村久美さん
認定NPO法人カタリバ 代表理事
18まで高山
その後SFC入学
2001年大学4年生 NPO法人を立ち上げ、18年「日本の10代と社会をつなぐ」
話を聞く中で、
正直、カタリバの信念、仕事にめちゃめちゃ惹かれたが、
代表が女性なので、ちょっと俺には無理かな笑
女性の下についてうまく行った試しがない。
しかもこの人かなり女性脳だから、気楽にやりたい人は向いてないかも。
よく人が話してるのに被せてくる。
ただ、カタリバに興味がある人は実践型インターンシップがあるよ。
入居費無料のシェアハウスで地方の子供に直接関われる仕事。
月10万円支給、1年間大学を休学してやるらしい。
授業ノート
18歳まで、岐阜県高山で暮らしていた。
自分の家族にも、周りにも、
大学に進学する人なんていなかった。
銀行の窓口か、JAで働くのが、女の子の最高のキャリアだった。
学校では、昨日のテレビの話を一日中して、それで終わり。
堂本剛の話をして、それで終わり。
ダルがっていることが、かっこいいと思っていた。
テレビに詳しくて、ダルがっていて、タバコを吸っている人がかっこいいと思っていたし、そう言う人が彼氏だったし。
でも、進路を決める時、
周りと自分の考えに違和感を感じていた。
「このままでいいのかな」
「このまま大人になるのかな」
でも、周りに言うのはちょっと怖い。
「意識高くなっちゃったの?」
そう言われそうだから。
自分も「大学進学する」って言った友達に対して、イジるような節があったから。
でも、ちょっと外の世界を見てみたい。
試しに大学に行ってみよう。
堂本剛の育った、大阪の大学のオープンキャンパスに行ってみよう。
そこで衝撃を受けた。
自分が学んでいることを楽しそうに話す大学生の姿を見て、
”かっこいいの定義”が変わった。
大学への興味が爆発して、
何を思ったか、SFCにも来てみた。
そこでさらなる衝撃を受けた。
前に立って、自分が研究していることを、自分で作った映像を見せながら、堂々と話す姿に、常識を覆された。
高校では暗記しかしてこなかったし、
今まで生きて来て、自分の意見を言うことなんてなかった。
前に出て話すなんて、頭がおかしい人がするものだと思っていた。
SFCに入りたいと思った。
でも、偏差値は50くらい。
当然、届かない。
そこでAO入試の存在を知り、入学方法を手当たり次第探しした。
入選出来そうなコンクールにひたすら投稿しては、落とされ続け、
でもその中で、”書くこと”を好きになった。
ある時、新聞に記事を拾ってもらい、AO入試に受かる。
(ごめんなさい、この辺話早くてメモ間に合わなかったんで、ちょっと曖昧です。)
SFCに入ると、そこには不可思議な人種がたくさん。
高校生の時に何かに打ち込んだ人、海外に住んでた人、いい車に乗ってる人、
今まで何もやってこなかった自分は、ちょっと遅れた。
授業でも、先生の言ったことに対して反論する人ばかり。
先生も早口で、授業を聞くのが精一杯だった。
でも、入学して2年になる頃には、すっかりSFCに染まって、当時メディアセンターに2台しかなかった映像編集ができる機械を取り合っていた。
それでも1分くらいの映像しか作れなかったけど、自分で何かを作る喜びを感じていた。
(その時の経験か、見せられたカタリバの紹介映像はかなりクオリティが高く、BGMと合わせてかなりぐっと来た。)
成人式の時、転機が訪れた。
地元の友達も、それぞれの大学に行って、いろんな人と出会って、なんか変わってるんじゃないか。
友達に会うのが楽しみだった。
でも違った。
誰も変わってなかった。
昨日のテレビの話をしていた。
高校生の時に、
「早く大学生になりたい」
と言っていた友達が、
「高校生の頃に戻りたい」
と言っていた。
誰も勉強が楽しいとは思っていなかった。
誰も変わってなかった。
そして、
それは自分も同じだった。
結局、
地元に戻ったら、自分も友達に合わせてテレビの話をした。
自分の意見なんか言えなかった。
自分が作ったものさえ見せられなかった。
結局はSFCにいるから、周りにすごい人がいるから、
自分も強くなれてただけ。
その日を境に、暗い大学生活を1年間を送った。
迷ってしまった。
「大学で楽しい生活を送っているのは、ごく一部の人だけなのか」
「環境に恵まれていたから、楽しく暮らせているのか」
「結局、お金があったから、夢を持てるのか」
日本の教育格差の現実を突きつけられた。
SFCの大学の友達が一人、自殺した。
地元の友達がまた一人、自殺した。
彼らは自分が見えなくなっていた。
大学では、いろんな研究室に行った。
間違えて村井研に入ってしまった時は大変だった。
でもいい経験ができた。
ある時、当時流行っていた『13歳のハローワーク』に出会い、触発、
一念発起して、大学4年生の時にNPO法人を設立。
それから今に至るまで、高校生にとっての語りの場として、
真上の親でもない、隣の友達でもない、
斜め上の年の近い先輩として、生徒たちの実践的な学びを作ってきた。
これが今村久美さんの活動。
組織が大きくなることのメリット
信頼性が増す
デメリット
新年が薄くなる。
プランドハップンスタイル
偶発的なキャリアを意図的に作るスタイル。
足立区は貧困率が高く、子供の学力も下がっている。
なぜ足立ベースみたいなことを政府がやらないのか。
それは次回以降の授業でやる。
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