【SFC授業ノート】第9回『生命システム』(冨田 勝)「タンパク質材料の可能性とその進化の速度」6/12(火)4限

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授業概要

 

 

今日はゲスト2人。

お馴染みスパイバーの共同創業者 菅原(すがはら)さん。

2003年に環境情報学部に入学、修士課程までとった。

 

もう1人は、東大のやちえさん。

 

J-start upが発表。

日本には今1万社のベンチャーがあり、そのうちの100社が選ばれ、支援して行こうという取り組み。

 

 

授業ノート

 

 

人工蜘蛛の糸。

石油を一切使わないタンパク質由来だから人工血管などの医療にも応用中。

 

もちろん宇宙服や防弾チョッキにも。

Northfaceともコラボってる。

 

蜘蛛の糸の材料を作る微生物を開発した。

 

月1で懇親会。

 

大学2年の夏の飲み会が発端。

次の朝、森にいって蜘蛛を100匹集めた。

 

思い立ったら即実行。

 

課題なのは大量生産。

 

「脱石油」への使命感で問題に取り組んだ。

 

そこから3年、ついに短く細い糸が生まれた。

 

10年の努力のすえ、現状は月1トン生産できる。

 

菅原さんは元々理系ではなかったが、生命システムを受けていた。

冨田先生の熱い思いを受けて、この道に進んだ。

 

「21世紀はバイオの時代だ。」

 

この言葉は色褪せない。

 

スパイダーとファイバーをかけた。

 

鶴岡からはすでに7社が起業している。

 

始めた時は3人だったが、今は180人。最近は海外からも採用している。

 

日本は人口が減っているが、世界的にみれば人口は増えていて、それに伴って天然素材、石油素材の消費も増えている。

 

特に石油素材はすぐ土には還らない。

 

天然素材は人口増加に生産の加速が追いつかなかったので、石油素材に頼っている。

 

自然界では、セルロースとタンパク質が循環している。

 

紙とか椅子とかもセルロース。

 

蜘蛛の糸は世界で最も強靭な糸。

 

べっこうは金属とタンパク質の複合素材。

 

昆虫の跳躍力を支えているレシリンは、人間のゴムでは敵わない力を持っている。

 

じゃあタンパク質って何?

 

20種類のアミノ酸が重合、結合してできる。

 

アミノ酸の種類、順番でいろんなものが作れる。

 

アミノ酸の順番、種類を決めているのがDNAの中の遺伝子。

ATGCのうちの3文字で一個のアミノ酸。

 

38億年の進化の歴史の中で、蜘蛛の糸はその性能を洗練してきた。

 

スパイバーは蜘蛛に糸を作らせているわけではない。

蜘蛛の中の糸を作る遺伝子を取ってきて、微生物に組み込んで増殖させると、代わりに蜘蛛を作ってくれる。

さらに元々の蜘蛛自体の遺伝子を組み替えて、完成する糸の性能や生産過程をイジれる。

 

じゃあこの蜘蛛の糸を使って、何がしたいのか。

 

洋服と自動車を作りたい。

 

トヨタの部品メーカーと共同開発して、鉄を蜘蛛の糸を含んだプラスチックに置き換えたい。

 

どうすれば日本に起業家、ベンチャーが増えないのか。

文化を変えないといけない。

 

欧米は優秀な人ほど独立している。

 

ここからはやちえさん。

 

正直、菅原さんの話が面白すぎてテンションダウン。笑

あと菅原さんはスーツだけど、やちえさんは半ズボンにサンダル。笑

 

合成生物学の先生。

 

 

教科書にはわかってることしか書いてないが、世の中にはわかってないことばかり。

 

細胞の中にカメラを入れて、色々情報とろうぜ!っていうアプローチ。

 

例えば一個の受精卵から胚盤胞まではわかってるが、そこから先どうやって体ができるのかとかはわかってない。

 

それを解明できるかもしれないのが、DNAバーコード。

 

時間とともに分裂した細胞のDNAから、分裂前の細胞を辿っていき、最初の一個まで戻れるんじゃないか?という試み。

 

なんでこんなことやってるかっていうと、生命科学の世界をエンハンスしたい。

 

実験の自動化。

 

RBC

ロボットでバイオロジーをやる世界。

 

実験のアーカイブから新しい研究を誰でも次々と生むことができる。

 

 

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