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どうも!学部説明会には制服で行きましょう、sketchです!
この記事は、2017年6月17日に参加した2017年度「内部生限定SFC体験ツアー」の紹介記事です。
このツアーは内部生しか参加できないので受験生の皆さんの参考になるかと思います。
さらに、この時もらったパンフレットに、かなり参考になることが書いてあったのでその辺も書いていきます。
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注意事項
制服で行きましょう。(周りほとんど制服の中、一人私服で参加した人を私はよく知っています。)
あとは遠いってことですね。行き方やかかる時間は前日に調べておきましょう。
会場について
体験ツアーの会場は、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスΩ館です。行き方については過去に書いたSFC紹介記事(こちら)を参考にしてください。東京にお住いの方は1時間以上かかると思われます。
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当日のスケジュール
14:30〜 集合、受付
15:00〜15:20 学部長挨拶及び対談
15:30〜15:50 カリキュラム説明
15:50〜16:30 模擬講義(琴坂 将広)
16:40〜17:20 模擬講義(富田 勝)
〜17:25 解散
模擬講義が2コマあり、どちらも貴重なお話でした。詳細は後ほど。
学部長挨拶及び対談
1コマ目は
総合政策学部長 河添 健 氏
環境情報学部長 村井 純 氏
による対談というか質問コーナーみたいな感じでした。
両氏がマイクを持って教室を歩き回り、参加した学生と親から質問を受け付け、それに対して答えるという感じ。
立地のこととか、カリキュラムが自由すぎることなど、SFCの弱点についてもうまくプラスの要素に変換して答えていました。
その中でも一番印象に残ったのが、就職率の話です。
ひと昔の新聞かなんかの記事で、「就職率が50%以下のキャンパス」と書かれたことがあったらしく、それからSFCは就職率が悪いイメージがついたそうなのですが、
実は50%以下と出てしまったのは、まだインターネットもあまり普及していない時代にもかかわらず、SFC生がデジタル上の提出に慣れていたせいで、就職先のアンケートを紙で提出するのを忘れ、未提出が未就職扱いになり数値上では50%以下になってしまったという経緯らしいです。
なんともSFCらしい。
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カリキュラム説明
10分休憩の後にパワポを使ったカリキュラム説明が始まりました。担当の方の名前は忘れました(申し訳ない)。詳しいカリキュラムはSFCホームページを参照していただきたい。
驚いたのは、
年124単位中60単位は他の学部、対応した他の大学でとっても構わない。
ということらしいです。
ちょっと意味がわかりませんが、SFCに通いながら日吉や三田、また慶應以外の指定校の授業が受けられるそうです。日吉の体育会に入っている生徒は週2〜3でSFCに通い、他の日を日吉で過ごす。なんていう学部不詳な生活もできちゃうみたいです。
まさにいいとこ取り。
遠隔で受けられる授業もあるそうで、海外ボランティア中でも時間を活用できると書いてありました。
あと気になったのは、
総合政策学部と環境情報学部で同じ授業を受けられるという話です。
調べたところ、受けられる授業に差はないものの、卒業に必要な単位が違うみたいです。(情報源こちら)
総合政策:プログラミング4単位+第二外国語4単位
環境情報:プログラミング8単位
※第二外国語はフランス語・中国語・ドイツ語・スペイン語・マレーインドネシア語・アラビア語・朝鮮語のどれかから取る必要があり、英語・イタリア語・ロシア語・日本語は対象外
どちらの学部を選ぶかは、「言語が得意だったら総合政策」、「プログラミングが好きだったら環境情報」で選んでいいと思います。
途中でやりたいことが変わってもいくらでも調整が効きますから、卒業の負担を減らす意味で得意な方を選ぶのがいいと思います。
模擬講義(琴坂 将広)
1コマ目の授業は、総合政策学部准教授 琴坂 将広 氏による「グローバル化した世界における、経営の広がり」です。
実はこのかた、すごい人。以下はこちらの記事からコピってきました。
琴坂 将広(ことさか・まさひろ)
慶応義塾大学環境情報学部卒業。在学時、小売・ITの領域において3社を起業、4年間にわたり経営に携わる。大学卒業後、2004年からマッキンゼー・アンド・カンパニーの東京およびフランクフルト支社に在籍。北欧、西欧、中東、アジアの9ヵ国で新規事業、経営戦略策定のプロジェクトに関わる。多様な事業領域における国際経営の知見を広め、世界60ヵ国・200都市以上を訪れた。2008年に同社退職後、英オックスフォード大学大学院経営学研究科に進学、2009年に優等修士号(経営研究)を取得。在籍中は、非常勤のコンサルティングに関わる。ヨットセーリングの大学代表に選出されるなど、研究・教育以外にも精力的に活動。2013年に博士号(経営学)を取得、同年に現職。専門は国際化戦略。
◇主な著書
『領域を超える経営学―グローバル経営の本質を知の系譜で読み解く』(ダイヤモンド社) 2014
『マッキンゼーITの本質 情報システムを活かした「業務改革」で利益を創出する(共編著)』(ダイヤモンド社) 2005
※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。
自己紹介を聞いた瞬間、「この人、やばい人だ。」と悟りました。
授業内容も斬新で、世界経済と経営のあり方を、世界史やインフラの観点から読み解くという授業で、今までの経済学とは一線を画しているSFCらしい授業だと思いました。
個人的には授業の中身よりも、授業の仕方、進め方、壇上での振る舞いから「今も最前線で戦っている人」なんだと直感しました。
こんな凄い人が、授業をしたいと思うだけの可能性が、SFCにはあるのでしょうね。
というかこれで准教授って、教授誰だよ。笑
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模擬講義(富田 勝)
お次は、環境情報学部教授 富田 勝 氏による「医・薬・理・工・農を融合した最先端の健康科学」です。
こちらは授業というより、富田さんの研究会の紹介といった感じでした。富田さんの先端生命科学研究会のホームページこちら。
学年、学部にかかわらず誰でも最新の環境で自由に研究ができるとのこと。
人工クモの糸で有名な関山和秀さんなど、世界で活躍する方々がここをこの研究会出身だそうです。
他にも、このレベルの研究会がたくさんあると思うと、ワクワクします。
Q&A(パンフレット)
意外と優秀だったのが、参加者に配られた小さなパンフレット。2015年に慶應義塾女子高等学校の生徒から集められた質問に対する答えが載っています。
SFCに入学したらどんな生活なのか、周りにはどんな人がいるのか、授業や先生の様子はどうか、などなど
かなり実態に沿った情報が多く載っていたのでみなさんにも読んでいただきたいと思いまして、一冊分丸々スキャンいたしましたので、
SFCを少しでも考えてる人は是非是非!下のリンクからPDFでご覧ください。
かなり大変でした笑、というか著作権的に大丈夫なのか?
SFC Q&Aパンフレットはこれ!
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まとめ
このツアーで、私はSFCに大きく傾きました。想像通りというか、ある意味想像以上でした。
SFCをちょっとでも考えている方は、是非一度や二度、三度くらいキャンパスに足を運んで、説明を聞いて欲しいです。
内部生なら間違いなく、このツアーに参加すべきです。それほど、講義含めこのツアーには価値があると思います。
8月の理工学部体験で最終的に学部を選びたいと思いますが、今の所90%SFCです笑
決まりましたら、またこのブログでお伝えします。
ではまた!
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